カリフローレ70
どうもこんばんは!ファームウェルです。
今ファームウェルでは春作のカリフローレに挑戦しています。
しかも、カリフローレ70・・・。
最新作なんだぜ。凄いだろう?
業販向けなのか何の飾りつけもない業務的デザインです笑
しかも裏には作付けスケジュール等も何も入っていない完全業務用です。
我々にはインターネットという便利なものがあるので種の購入も作付けスケジュールもすべてネットを利用しました。
どうやらカリフローレ70は(恐らく他のもそうかもですが)1月~2月播種を行う事で春収穫が出来るようです。
株式会社ラソールの植えコンドルにて温度管理を行い、居室内で発芽まで育苗しました。
企業(農家?)秘密ですが、小規模農家がこまめに育苗する場合、発芽まではカインズの衣装ケースで管理するのが一番効率が良いです。
(何故か育苗箱にジャストサイズ&蓋があるので新聞紙等を掛ける必要がない&クリアケースなので発芽が一目で分かる)
これを温度センサーで監視し、適温の場所を探すという、夏場の猫の様な方式で育苗しました。
発芽を確認したところでおなじみファームウェルの育苗施設(オールカインズマテリアル)に移動しました。
夏場2日(または2日半)程で発芽するのですが、暖冬の2020年1月かつ居室育苗(LivingLive?)でも発芽に3日ほど要しました。
株式会社ラソールの植えコンドルにイベントトリガー機能が実装されたとの事で早速現場にフィードバックしました。
何を隠そうこの温床は天板がイカれて使い物にならなくなったこたつから熱源だけ取り外して使用しています。
あからさまにお手製の育苗施設ですが、基盤さえしっかりしているとこのようにありものでも最新の環境で育苗が出来ます。
ここ十数年の間にアジア諸国がかつての日本の様な動きをする事で技術が飛躍的な進歩を成し遂げています。
数百万円掛かるシステムも根幹をモジュール化する事で枝葉をホームセンターで揃えれば遜色のないものが構築出来る時代がやってきました。
農業とITは思想が真逆なのですが、思考経路はさして変わらず、現場判断で工夫をする農業の思考に植えコンドルを農具の一部として取り入れると、より楽な生産が可能になるのでは?と思う今日この頃です。
カリフローレ
こんばんは!ファームウェルです!
最近はめっこり寒いですね。
パイプハウスを建てて遠隔で苗の監視や温度コントロールを可能にしたのですが、
このシステムの本当の目的は何を隠そうカリフローレの栽培を行いたかったからです。
カリフローレはカリフラワーの茎が伸びた様な容姿の野菜ですが、カリフラワーとは全く別物でジューシーかつ味が濃く、シャキシャキしていてほんのり甘いのが特徴です。
このカリフローレはかつてに比べて認知は上がったものの、まだまだ新種の部類であり、一般的な種苗店、ましてやホームセンター等では苗を扱っていることがほとんどなく、種から栽培を行うのが一般的となっています。
私は農業を行う傍ら平日はWEBディレクター業を営んでいるのですが、日中家を空けている間に苗の管理が出来ない為、温度管理が非常に重要となります。
この為、遠隔コントロールが出来るシステムを開発する必要性がありました。
カリフローレには初夏向きのカリフローレ60、晩抽タイプのカリフローレ80があるのですが、私は60タイプが好みです。
60タイプは収穫期が短い為取り遅れる可能性が高いのですが、カリフローレ60の方が軸の伸びが良く、本来のカリフローレの食味のポテンシャルの高さが分かりやすいです。
(カリフローレは通常のカリフラワーやブロッコリーとは違い軸が美味しい野菜の為、花蕾が小さく茎がひょろ長いものが食味が良いです)
一方で80タイプは病気に強く苗がしっかりしており、晩抽性の為収穫期が長いのが特徴ですが、茎の伸びが60タイプに比べてあまりよくありません。
生産性を鑑みると80の方が作りやすいですが、私は農業を主の生業としていない為あえて60をメインとしています。
カリフローレを3年振りにJA埼玉中央滑川直売所に出荷しました。
滑川直売所は埼玉県農業大学校の学生時代に、埼玉農業フロンティア育成事業の一環であるチャレンジファームプロジェクトに取り組んだ際、いち早く出荷を快諾頂いた大変感謝すべき営業所であり、農業生産者としての喜びを教えて頂いた思い出の場所の一つです。
諸々の事情により私は農業を生業に出来なかったのですが、埼玉県認定農業士としてやはり埼玉県の農業生産に貢献したいという思いは強く、極々微力ながら消費者の皆様の食卓に貢献出来た事を大変嬉しく思います。
これからも生産者として更なる品質の向上、生産の安定性を研究して参りたいと考えます。
ミニトマト
こんばんは!リリースが済んで一安心のファームウェルです。
農業コンテンツでITの事を話しても全く伸びないので余計な事は書かないようにします笑
さて、本題のミニトマトについてですが、ファームウェルではトマトはアイコしか育てていません。
理由は単純で初心者でも育てやすいからです。
そして購入はカインズと決めています。
これも理由は単純で家から一番近いところで買えるからです。
ただ、苗選びはかなり入念に行います。
苗半作と呼ばれる様に良い苗を選ばないとその後の収穫に大きく影響するからです。
逆に言うと苗選びをしっかりキメておくとその後の管理が凄く楽になります。
誘引の風景を見ておや?と思った貴方は流石です。今年は2本仕立てにしました。
その理由は重要度から順に
①アイコは暴れやすい(=2本仕立てにして肥料を分散させる)
②少ない苗で収量を増やしたい
③密植させたらどうなるか知りたい
です。
銀マルチを敷いたのですが、今年は日照率が例年比2%ととんだ誤算でしたが、
②のおかげで収量は落ちずに済みました。
なかなかの具合に生い茂っています。
2本仕立てかつ肥料を通常の半分以下に抑えてもこの有様です。
(おかげで裏のオクラが若干肥料不足になっています。)
昨年は色々ありなかなか手を掛けられず、オオタバコガにやられてまともに出荷出来る状態では無かったのですが、
今年は密植栽培かつ晴天率が異常に低い状態ですが効率的に管理したおかげで食害0です。(オオタバコガが寒すぎて孵化出来なかった説アリ)
1回の収穫で約50粒獲れました。
トマトは追熟すると言われますが完熟での収穫には味わい甘味が到底及びません。
私が作るアイコは大きいもので50g弱程ありパンパンの状態の為収穫時期を誤ると弾けてしまうのですが、収穫はギリギリまで遅らせています。
今年は例年に比べて天候のコンディションが最悪ですが、どういう訳か最良の状態で出荷出来ています。
野菜は非常に奥が深いですが、自然に逆らわず声なき声を聞き取りながら育てると結果はおのずとついてくるようです。
おひさしハマチです(昭和)
こんばんは!お久しぶりのファームウェルです!
仕事と農業の両立から取捨選択を迫られ広報活動をだいぶ減らしておりましたが、
農業は相変わらず続けており、技術を忘れぬべく日々精進しております。
作付けシーズンに於いては現在もツイッターにて広報を行っております。
https://twitter.com/farmwell_jp
近況ですが、今年は春先からパクチー、ルッコラ、ロメインレタス、白菜、夏野菜は定番のオクラ、ミニトマトに加えて、今さらながらベタにナス、ピーマン等も栽培しております。(万願寺唐辛子等も作っています)
また、SWPP時代に熊谷(滑川)で一世を風靡した(?)カリフローレを栽培すべく、
小さいながら育苗施設も建てました。
これから都市型農業の更なる真価を目指すべく、省スペース省エネルギーの農業を頑張りたいと思います!
秋野菜初収穫
こんばんは、ファームウェルです。
秋野菜を初収穫しました。
こう書くと茄子やカブなどを思い浮かべるかと思いますが、
ファームウェルでは今時期レタスやクレソンを栽培しています。
もはや定番となってきた非結球レタスです。
前回は大きくなりすぎていたので早めに収穫しました。
私はイタリアンが好きなのでルッコラ、クレソン、レタスをサラダにしてみました。
ドレッシングはもちろんキューピーの一番安価なイタリアンドレッシングです。
余計なものが入っておらず素材の味が一番分かります。
このドレッシングに少しオリーブ油を足してカルパッチョにしても美味しいかもしれません。
ファームウェルの道が少しずつ見えてきています。
楽しいです。
なんとか育っています。
先週の防除が効いたのか白菜が育ってきました。
どうもファームウェルどす。
新しい畑は目の前に工場があり昼過ぎから日陰になるような立地条件で、
冬はかなりキツい状況になりそうです。
贅沢は言っていられないのですが流石に15時でこの日陰具合はちょっとキツ過ぎる気がします。
成長が遅いので収穫時期を長く取れる事を期待してやっていきたいと思います。